JPMとは?

JPMは、Japan Paint Mastersの略称で、株式会社日本塗装名人社運営の元、全国の塗装店のみで結成しました。

それぞれの塗装店は創業間もない塗装店から大正時代に創業した塗装店まで様々です。当然ながら会社の規模も違います。そんな中、各塗装店の代表共通の思いであり願っていること。それは塗装で地域を守っていきたいということです。

建築塗装業は20年以上前から今日まで、常に他業種から利用されてきたという側面があります。それは外壁塗装そのものが戸建て住宅のエンドユーザー様に直接提供できるサービスだからです。JPM結成までの経緯をご説明しますとそこは避けて通れないお話となります。少々長いですがぜひご覧ください。

下請け施工業者を苦しめる訪問販売

外壁塗装業者は大きく分けると次のような会社に分ける事ができます。

  • お施主様との信頼関係を構築することで自社の安定を模索しようとする会社
  • 一定のマージンを取ることを目的として直接施工には携わらない会社

外装リフォーム業界では前者は職人気質の親方を中心とした技術集団が多く、後者は施工を分離し、集客に特化した会社が多いのが特徴です。十数年前、この業界では、大手外装リフォーム会社が訪問販売という手法を武器に情報弱者である一般の方から品質には伴わない高額受注で規模を大きく拡大しておりました。

ここに所属する営業マンはモノを売る技術は長けているものの、職人経験などはなく、外装リフォームに関しては机上の知識しかなかったと言っても過言ではないでしょう。彼らは歩合制の給料体系をとることで営業マンの競争心や金銭欲を煽り会社の規模は拡大してきたものの、利益追求するあまり、高額受注物件を安価な施工費で下請けに依頼するようになってまいりました。このことによって、法外な価格による手抜き工事が乱立し被害者と呼ばれるお施主様が増えたことはこの業界の恥ずべき事実です。

訪問販売業者が激減、施工業者の自立

もちろんこのような利益追求のあまり手抜き施工が横行してしまう背景にはその業界自体にも要因があったといえます。

お施主様目線と言うよりも業者目線の施工が行われてきたこと。材料の種類や施工工程などわかりやすい言葉で情報発信がなされないため一般のお施主様にとって未知の世界であったこと。施工会社による情報発信が少なく価格の根拠が全くの不透明であったこと、等々

そんな中、心ある施工業者は当時まだ普及段階であったホームページを活用し、業界の下請け構造に甘んじず自立を目指し、外装リフォームを一般の方にとってわかりやすいものとしようと、価格、材料の種類、適正な工事のやり方を公開することを努めて参りました。

価格などを広く公開することによって元請会社から切られるリスクは伴いますが、自分のいる業界をより良くし、自社の職人とお施主様と直接繋がることで魅力ある仕事をするためには避けては通れない道でした。

ホームページは会社の規模に関わらず誰でも持つ事が出来ること、現場の写真などは実際にその現場に携わっている職人しか取れないことなどから、実際に職人がクローズアップされることで不器用ながらも自身で制作したWEBサイトに直接連絡が来るようになり、従来は下請けとなっていた施工店がお施主様と直接やりとりできるようになり、活気を帯びて参りました。と同時に、一般の方が材料や工事工程、価格相場を専門家と同じような知識を得る事が出来るようにもなり、情報弱者が少なくなるにつれて、法外な価格を支払い、手抜き同然の施工被害が少なくなり、目先の利益に終始した訪問販売の外装リフォーム店はクレームや新規受注が計画通りいかなくなり徐々に姿を消すようになったのです。

一括見積もりサイト・比較サイトの台頭

そこで、ホームページの情報発信も黎明期を過ぎ成熟してきますと塗装業者のホームページも増え、情報発信だけでなくWEBサイトの見え方や検索エンジンに検索されやすい情報発信の仕方に工夫が必要となって参ります。
情報が氾濫していく中では、単に情報が役に立つというだけでなく一般の方にとって整頓され、検索されやすいところに情報がないとホームページ自体が見られなくなってくるためです。

一般のお客様にとっては多くの情報が得られるようになった半面、情報の取捨選択が重要となってきたのです。 「何が正しくて、何が間違っているのか…」

そこで、混沌とした情報の海に目を付けたのが、10数年前と同様、集客力を武器に施工者とお客様の間に入ることで中間マージンで利益を得ようとするIT企業となります。

もちろん彼らは職人の経験がある訳ではなく、施工品質や材料の知識も机上の知識しかありません。10年前は訪問販売、今はWEBでの優良業者紹介窓口となって中間マージンを得ようとするだけで、施工者とお客様の間に入って余分な経費が発生する構図は全く同じとなります。

しかし、実態は「あなた様の会社を優良企業としてお客様を紹介します」 といい、施工業者に対し無料登録制度を勧めているだけです。

登録基準は

  • ・ホームページがあること
  • ・ホームページに施工実績があること
  • ・大きなクレームがないこと
  • ・会社の登記簿謄本の提出
  • ・決算書の提出

など上記の内容からは劣悪な業者を弾くことはできても優良会社を抜擢するにほど遠い内容となっております。
彼らは、紹介した業者から一定額の紹介料を得ることと、契約になった業者から10〜20%のマージンを取る事で利益を得ます。

一般のお客様が問い合わせて5社紹介すれば5社からの一定額の紹介料、契約となった時点で契約業者から10〜20%のマージンが入り、お客様に紹介するだけで一定の収入があるシステムとなっております。
彼らにとっては第3者機関として優良業者を紹介しますとなっておりますが、業者より契約手数料をもらっているのだとはどのページにも明記されていません。

登録されている施工業者が彼らのサイトから紹介され、同じ施工品質を行うならば通常の見積価格に10〜20%のバックマージンを上乗せせざるを得ないシステムとなっています。

さて、ここで重要となってくるのは例え10〜20%のマージンが発生してもそのWEBサイトの運営会社が貴方様のリフォーム工事の施工品質をマージンに相応しい管理をすることが出来るかどうかとなります。

運営会社は施工に関しては机上の知識、しかもお施主様の現場を一度も見に来ることはありません。答えは明確です。出来るはずもありません。10数年前、訪問販売という集客力を武器に、お施主様と施工者の間に入って中間マージンを搾取した大手外装リフォーム会社が相応の施工品質を届ける事が出来ないばかりか中間マージンを取ることに終始し、終いには倒産してなくなってしまったことと同じように、形を変えて現れたWEB上の業者紹介一括見積もりサイトが同じ道を歩むことは火を見るよりも明らかです。

実際には全く得をしない一括見積もりサイト

確かに一般のお施主様が優良業者を見抜くことは相当の労力がかかることに違いありません。
直接数社と連絡を取り、最終的には1社を選ばないといけないことになりますのでその他の会社を断ることは面倒なことも理解できます。しかし、例えば私たちが何かしら大切なパートナーを選ぶ場合、数人抜擢し「あなたたちで競い合いなさい、私の目に適えばあなたを選びます。お断りする場合は第3者がお断りしますので…」と言われた場合、果たして、その第3者にバックマージンを支払いながら、その言葉に意気に感じ全力の提案と最大限の努力が可能となるのでしょうか?

一括見積もりWEBサイトは上記の内容を行っているのです。

明確に申し上げますと、所詮一番重要な部分を全く知らない第3者にゆだねたところで中間マージンを搾取されるだけで単にお施主様が得したと思わせることに終始しているだけであって実質的には何の得にもなっていないことは明言させて頂きます。結局のところ、一つ一つの会社の理念や施工実績、ホームページなどの情報発信のコンテンツから社長の人格を見抜き、面倒ではありますが1社1社丁寧に対応してこそお施主様の気持ちが伝わり意気に感じた業者が相応の提案を行い、お施主様事態がその業者を見抜いてこそ、より良い施工品質と長期に渡って良好な人間関係の中で住まいを守る事が出来るに違いありません。

ぜひ、施工職人のグループJPMをご活用ください。

JPMはIT企業が立ち上げた一括見積もりサイトではなく、全国の塗装専門店や塗装職人が集まり結成した株式会社です。

JPMが本部として運営しおり、将来の塗装職人の育成、良質な塗り替え施工の指導、JPM会員の塗り替えに対する施工保証等を行っています。

良い塗装会社と出会うには、結局のところ、一つ一つの会社の理念や施工実績、ホームページなどの情報発信のコンテンツから社長の人格を見抜く必要があります。業者選びでお悩みの方はぜひ、施工職人のグループJPMにご連絡ください。

「本物の塗装のプロ」だけが集い、「塗装のプロ」による厳しい目で厳選した塗装店が施工し、施工に対しても運営本部が第三者として責任を取ることで、本物の塗装工事をご提供いたします。

  • 【JPM】株式会社日本塗装名人社 代表取締役
  • 池田大平
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