地域未着塗装店が勝ち残っていくには? -vol.11

地域未着塗装店が勝ち残っていくには?

地域密着塗装店が勝ち残っていくには?

一番店が誕生する理由

現在、私たち日本塗装名人社の加盟店様では、地域一番店の会社が続々と誕生しております。 それはなぜか?
それは、「外壁塗装専門店」というキーワードで「ブランディング」をしているからです。「市場を絞って、よりニッチな分野を極める!」外壁塗装という決して複雑で100棟、1億2000万円は売り上げることが可能な業界です。
もちろん施工部隊を必要としますが、意外に早いスピードで事業拡大ができます。「集客」においては、チラシ、WEB、勉強会、イベント、近隣営業、紹介など様々で、もちろんどの集客方法を選ぶかは自由です。
ただし、地方都市でのブランディングを行うのであれば、 「すべてやる!」が鉄則です。
時代の変化により大きく変わりますが、今現在の業界でのターゲット層は50代以上の方々です。まだまだネットより紙媒体をよく見ます。チラシを目にして、そこからネットで確認し、さらには実際の勉強会に参加する。というように、全てはメディアミックスにより認知度、信頼を向上させていくのです。
まずは1年間という物差しで、年間の販促計画を立て、予算を組むことをお勧めします。販促費用はいかに効率よく集客するか?いかに一人あたりの集客コストを下げるか?に注力するのではなく、いかに自社のブランディング費用にお金をかけられるか、だと思います。  そして売れているものを、さらに売るにはどうするか?と考えることです。経営資源を1点集中させることにより、より爆発的な効果を生むことができます。

成功のカギの「施工」

さらにもう一つ、成功のカギを握る大きな要因は、「施工」です。
水回り商品や家電商品のように、同じ商品なら品質の差はない分野とは違い、塗装工事では、塗り手側で8割品質が決まってしまう分野…。いわば、施工にあたる職人さんの気分次第では品質に大きな差が生じるのです。
塗ったばかりはどこでも大差はない…、しかし5年後にあらわにされる職人仕事は、将来の企業永続に大きな影響をもたらすのです。
5ですから私たち日本塗装名人社は、この「集客」と「施工品質」のバランスに重点をおき、今後も地域を守る外壁塗装の専門集団として、そして業界における情報発信源として、しっかりと役割を担ってまいります。

宮嶋祐介 取締役 Miyajima Yusuke

【日本塗装名人社とは】全国の塗装専門店や塗装職人が集まり2014年に結成したグループ。
将来の塗装職人の育成、良質な塗り替え施工の指導、会員の塗り替えに対する施工保証等を行う。