塗装工事のベストシーズンとは?目安になる条件と最適なタイミング

  • 熊本県の塗装職人 会社名:ふじ美塗装
    遠山 学
    所在地:熊本県熊本市龍田8-14-7
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塗装工事は、今日いきなり思い立って明日する工事ではないので、“塗装工事って何月頃にお願いしたら良いですか?”とよく質問を頂きます。
さて、私達がここで何月と答えるには日本はあまりにも縦長で気候が違いすぎます。
例えば、日本人の大好きな桜ですが、卒業式や入学式の頃に咲くイメージがありませんか?現実は、沖縄では1月に咲き、北海道では5月に咲く程の差があるのです。
私達は日本全国の塗装専門店や塗装職人が結成した集まりですので、ここでは何月がお薦めですとの表記は避けさせて頂きますが、結論から申し上げれば塗料の性質や性能を上手に発揮する為の条件を満たせば、1年中施工可能です。

塗料メーカーからの施工上の注意事項

100%全てを確認した訳ではありませんが、各塗料メーカーからの塗料製品の施工上の注意事項が下記内容で記載されています。

●塗装場所の気温が5℃以下、湿度85%以上である場合、又は換気が十分でなく結露が考えられる場合、塗装は避けてください。

●降雨、降雪のおそれがある場合、及び強風時は塗装を避けてください。

実際は塗料の性能を活かす為、施工不良が起きない為の事柄がかなりのボリュームで記載されていますが、その中から気候条件に基づくものを抜粋しています。
これだけを見て考えると梅雨時期と雪の季節は難しいように思いますが、実際は施工が出来ない日があり、工期が延びやすい時期だとお考えください。

塗装するのに条件がある理由

気温と湿度、雨、雪等が塗装工事に影響するのは、塗料の性質が関係しているからです。
塗料は塗った後に乾燥し、硬化して“塗膜”となり、はじめて塗料の性能が発揮出来ます。
この塗膜を形成するのに必要な乾燥、硬化までの時間は塗料によってまちまちですが、この時間が非常に大切になります。
塗料の性質に関してはこちらをご参考にしてください。

塗料を活かすベストシーズン

もう一つ、塗装にはベストシーズンがありますが、それは塗料の特殊機能を発揮させる為のベストシーズンです。もっと最適な表現をするならば、ベストタイミングと言った方が、しっくりくるかもしれません。特殊機能は目的を持って使うものですが、目的の効果を発揮させたい時に塗ってすぐに結果が出るものと、時間が経過しないと発揮出来ないものがあります。

それは、暑さ寒さを跳ね返し室内温度を快適に保ちやすくしてくれる断熱塗料です。この断熱塗料は性能上、効果を発揮する為の成分が完全な状態になるまでに1~2ヶ月程かかります。(こちらの仕組みについてはまた別の機会にゆっくりご説明します)暑さ対策をメインで考えるなら、暑くなる1ヶ月以上前には施工しておきましょう。寒さ対策の場合も同じですが、こちらは季節柄乾燥までに要する時間がかかるので、寒くなる2ヶ月以上前が施工のタイミングです。

もう一つ、結露防止目的の塗料は結露が出る1ヶ月以上前までに施工するのがベストタイミングです。

最短・最速よりも最適な仕上がりを!

塗料メーカーからの注意事項にも書きましたが、工期が延びやすい時期があります。これをどのように捉えるかは人それぞれですが、天気だけは私達の都合ではどうにも出来ませんので、出来れば少し工期は余裕を持ってお考えください。私達は塗装工事で

●塗料が最大限の効果を発揮出来るようにする事

●施工不良が起こらないようにする事

を常に心がけています。ですので、もし最初に予定していた工期が延びた時は“しっかりと仕事をしている”と受け取ってください。そして、天候不良により工期が延びた場合は、別料金は発生しませんのでご安心ください。

まとめ

■塗装工事は1年中施工出来る

■気温が5℃以下、湿度85%以上、降雨、降雪、強風の時は工事を避けた方が良い

■断熱塗料は目的の1~2ヶ月以上前、結露防止は1ヶ月以上前の施工がベストタイミング

■工期には少し余裕を持って考えてください

(指定の日数で終わらせる事が良い仕事とは限りません)

■天候不良が原因で工期が延びた場合別料金の発生はありません

これは余談ですが・・・そうは言っても気候の良い時を選んで施工の依頼が殺到する時期があります。ベストシーズンだから割高になる事はありませんが、混み合う事でご希望の開始日に合わせる事が難しくなります。又、人気のある春は天気が変わりやすく、秋は台風シーズンなので、工期が延びる事があります。本来ならシーズンで選ぶものでは無く、塗装の塗り替えタイミングが来たら行うものだという事をお忘れなく!