【必見!】外壁塗装の見積りをとる際に知っておきたい8つのポイント

  • 完成後も、10年後も美しく 会社名:JPM 東大阪北店
    永濱 正明
    所在地:大阪府東大阪市長田2-12-5-102

見積り依頼の手順と気をつけるポイントとは

・外壁塗装の見積りを依頼する場合、どういった手順?
・何か用意しておくことありますか?
多い人で10年に1回程度の外壁塗装。依頼をする手前の段階である
見積りを依頼する手順について知らない人も多いのではないでしょうか。

そこで、外壁塗装のお見積もりをとる際に知っておきたい8つのポイントをお話しします。
これは当サイト(日本塗装名人社)をご利用する場合に参考としていただいても構いませんし、
また地域の塗装業者さんに依頼する場合でもそう違いはないかと思います。
ただ、私(永濱)の主観で好き勝手に書いていますので全てに当てはまらないことをご了承ください。

『これは違う!』とか同業者様のクレームも受け付けていません(笑)

1電話かメールで見積もりの依頼

インターネット、チラシなどで見つけた業者さんに電話かメールで見積りの依頼をします。
業者さんが来る訪問日は、やむを得ない事情がある場合を除いて、
お施主様が立ち会いをしなければなりません。
お留守の家の敷地を勝手に入るのは近隣の目もあり、遠慮する業者さんが多いためです。

ですので、依頼者さんの都合のいい日時を3つ程度あげて業者さんにお伝えください。
日時に関しての留意点は3つです。

・季節にもよりますが、17:00以降ですと暗くて現場調査が出来ない場合があります。
日中の明るい時間帯を指定なさった方が良いでしょう。

・土日、祝日はどこの業者さんも大変混み合いますのでお早めにご連絡してください。
・少々の雨が降っていてもほとんどの場合、現場調査には問題ないかと思います。

2はなから依頼しない業者には見積り依頼をしないこと

依頼する気のない業者さんには見積り依頼は控えましょう。こう言うと、
『そんなことする人いるのか?』とお思いになるかもしれませんが、けっこういらっしゃいます。
例えば【近隣ではない】などの理由で最初から工事を依頼する気はないけれど、
よさそうな業者なので基準としてとっておこうかというケースです。

余談になるのですが、以前にある塗装業さんのホームページで『お見積りは有料です。』
との記載をみた事があります。5000円だったか10000円だったか金額は忘れました。
ほとんどの塗装会社さんは見積無料ですので、珍しい会社さんだと記憶に残っています。
これは有料だから悪い業者ということではなく、同業者としては充分に理解できるスタンスです。

それだけ1軒のお家の外壁を見積作成するには時間と労力がかかるからです。
(もしかすると依頼主さんの本気度を試しているのかもしれませんが・・)
もちろん提出した見積書を吟味した上で、お断りする分にはいいのですが、

・基準を知っておきたいから。
・依頼はしないが無料だから。

という理由でとるのは控えられたほうがいいでしょう。
仮によさそうな業者さんが遠方にいる場合だと、お電話もしくはメール等で質問したらいいと思います。
ほとんどの業者さんが快く答えてくれます。

3塗装屋ではない塗装専門店?!

ホームページ上で塗装工事専門店と名乗っているにも関わらず、塗装業者でない場合も少なくありません。
昨今、塗装業界には多くの異業種の方が参入してきました。
リフォーム屋さん、工務店さん、などですと工事に関わる業種ですのでいいのですが、
中にはweb会社が塗装専門店を名乗っている場合もあります。

他社さまの営業形態をどうこう言う気はありませんが、『塗装専門業者』という言葉を信じて
依頼したところ、実態はweb会社であるなら少し話は違います。
最低限、サイトの運営会社、所在地くらいは調べておきましょう。

4訪問時に用意しておくものは?

業者さんが訪問した際は、まず図面をご用意ください。
できれば立面図、平面図があればいいでしょう。
『よく数社の見積りをとったが面積の数がバラバラ』
とお聞きすることがありますが、そのような場合は図面がないケースが多いです。

お家を建てた時の仕様書があればなおいいかと思います。
・どういったお家の構造になっているか。
・どのような外壁下地なのか。

などを確認するためです。
なかには塗装できない外装材や屋根材もありますので確認するという意味もあります。
もちろんお持ちでない方も多いので、図面はなくても見積り作成は可能です。

5要望やお悩みを話す

現在どういったところが気になるのか?
どういったところで悩んでいるのか?
できるだけ業者さんにお話しください。

・外壁の汚れが気になるから塗っておきたい。
・壁の割れが心配だから塗装したい。
・訪問販売業者さんに塗装を勧められたけどホントはどうなの?

など、お悩みはそれぞれです。
ごくまれにご質問しても何もお話にならない方がいますが、ある程度お話くださった方が
ご要望に沿ったご提案、お見積り書を作りやすいです。
仕様、予算、その他の要望など、『こんなこと言っていいのかしら、、、』と思わず
遠慮無く思っていることを伝えましょう。

6相見積もりは多くても三社程度にしましょう。

これは少ない方が自社が受注出来る可能性が高くなるから。という話ではありません。
私の記憶が確かなら、、というお話ですが、よく塗装屋さんのホームページに書かれている
『相見積もりは3社以上とりましょう』という文言は、十数年前、
訪問販売業者があまりにも高額な金額で契約していた時代に注意喚起として出来た経緯があると認識しています。

もちろん現在でもあてはまる事であり、5社、6社をとるのもお施主様の自由ではあります。
ただ、あまりにも多すぎると迷うだけになること。
また、以前のお客様で『今回の外壁塗装で一番苦しかったのは、せっかく来てくれた業者さんに
お断りを入れたこと』と伺った事があります。

それと、ここからは自分自身の本音ですが、見積りを5社、6社と多くとっているお施主さんのお家を、
真剣に現場調査し、ご要望に沿えるような見積書を作成しよう、という気になるでしょうか。
いるにはいるでしょうがそのような業者さんは少数な気がします。
逆に、「御社1社のみ見積りをとっている」と言われると、

利益が減ったとしても何とかご要望にお応えしたい。
そう思う業者さんを現実にたくさん知っています。そうした方がいいと言ってるのではなく、
何事もほどほどがいいかと思われます。

あと、極々稀な例ですが、同じ日時で業者を集めて見積り依頼される方がいます。
依頼する立場からすれば、時間が短縮でき効率はいいかもしれません。
ただ、どうなんでしょう。私ならこういうご依頼はお断りします。
最低限のマナーとしてそういうことはやめておいた方がいいでしょう。

7必ず業者さんにはご連絡を

業者さんからお施主様へ見積書の提出方法は、

・業者さんが持参し再度ご訪問。
・PDFにしてメール。
・お家まで郵送。

の三種類あります。
FAXの場合は、診断書を付ける業者さんの場合だと見積書自体の枚数が多くなります
ので不向きな気がします。
どれにするかはお施主様の希望となりますのでどれかを業者さんにお伝えください。

オススメは業者さんが持参して再度ご訪問です。
詳しい説明が聞けるのと、なぜこの仕様を提案したかの意図が見えるからです。
文字だけで判断するには限界があります。
先程、最初の方でお話しましたが、見積もりはお客様の負担はかからないとはいえ

経費がかかるのは事実です。時間と労力をかけ後は連絡なしでは少し寂しい気がします。

・貴社にお願いしたい。
・今回は他社にお願いした。
・工事計画を少し延期した。

など、電話もしくはメール等で連絡は必ずしましょう。

8うまい値段交渉をするには

※この章は特に自分の主観が入っています。ご了承ください。
自分の話で恐縮ですが、私自身何かを依頼するとき相見積もりをとった記憶はほとんどありません。
先日、社用車を買いましたがその時も相見積もりを取りませんでした。
かと言って車屋さんの言い値で買っているわけではありません。大阪人なので値切ります(笑)

でてきた見積書を見ながら『他社にも聞かないし、あなたのところでしか頼む気がない。
あなたしか信頼していない、、、なので安くして欲しい』と交渉します。
それの方が気持ちよく金額を落としてくれるのを知っているからです。気持よくというのは多分です(笑)
また、数社から見積もりをとってからお目当ての塗装業者さんに値段交渉をする場合は、

『他社がこの金額なのでそれに合わせて欲しい』だと上手い値段交渉とは言えません。
そもそも工事内容が違うからです。同じ塗装仕様だとしても微妙には違うものです。
そんな場合は、『貴社より安いところはあった。でも、どうしても貴社に工事をして欲しい。
なので、、、安くして欲しい』と言ったほうが値段交渉に応じてくれる可能性が高くなります。

ただ、注意点としましては、値引きは上手く言ったとしても常識の範囲内です。
よくある『今日中に契約してくれると50万円値引きします』とか、
あまりにも大きな値引きをするところは、最初の金額がなんだったのか?
という事になりますので、このような一貫性のない業者さんには依頼しないほうがいいでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか。
見積り時の留意点としまして8つならべてみました。
外壁塗装の手順としては少し外れるので8つのポイントには書きませんでしたが、
塗替えの計画は早めにすることをオススメします。

例えば、梅雨前に塗装をしたい場合(一般的に梅雨入りは6月初旬)5月にお問い合わせを
しても工事で埋まっている塗装店さんがほとんどだと思われます。
梅雨前をご希望される場合は3月くらいがちょうどいいぐらいではないでしょうか。
塗装店によって違いますのでケースバイケースではありますが、

春、秋の塗替えシーズンはお問い合わせが集中します。
そのためなるべく早い段階でお問い合わせをされたらいいでしょう。
以上になります。見積り依頼をされる際の手順として少しでも参考になれば幸いです。
また、これ以外のことで疑問点がありましたら、遠慮無く日本塗装名人社0120-41-1152までお問い合わせください。