ところで・・・私の家は塗り替えが必要?塗替えのタイミングと判断基準

  • 静岡県の塗装職人 会社名:JPM 富士店
    山本 宏一
    所在地:静岡県富士市神谷586-10
お肌と同じように、お家も紫外線対策が必要な時代です。

ここ数年、地球に降り注ぐ紫外線の量は、年々増加傾向です。
紫外線が増加して、浴びすぎてしまうと人体にさまざまな悪影響を
及ぼすことがわかってきた中、紫外線対策をされている方も多いかと思います。
私達は職人仕事を外で何十年としてきていますので、気候の変化を肌で感じてきました。

特にここ数年の夏の暑さ、肌に伝わる日差しの熱さは痛さを感じる程です。
そんな日差しを外壁や屋根は毎日耐え続け、私たちを守ってくれているのです。
このような事から、私たちの生活はお家によって守られているといえます。
雨や強い日差し、紫外線から守ってくれるお家の外壁や屋根の肝心な塗膜というのは、

1ミリにも満たない薄い塗膜、その塗膜は毎年数ミクロンですが劣化して削れていってしまいます。
この外壁や屋根の塗膜には寿命(耐用年数)があり、新築時に使用されている塗料で5~8年、
現在新しく開発されている無機塗料やフッ素樹脂塗料でさえ15年前後といえます。
それに対して日本のお家の平均寿命はおよそ30年、

このお家を保護している塗膜が劣化し痛んでしまうと、外壁材や屋根材などが直接雨や紫外線を
受けてしまうことなり、お家の構造体の劣化や雨漏りの原因ともなってしまいます。
なので、お家を守っていくためには一生の間に2~3回、表層の塗膜の寿命に応じて外壁や屋根の「塗り替え」が
必要となってくるのです。

目安としては築10年~15年で1回目の塗り替えをする事が、
よりお家の寿命をより長持ちさせてくれる事となります。
塗り替え時期の屋根や外壁(参考画像)

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私たち人間は、季節に応じて日焼け止め対策などをする事ができますが、
お家にはそう簡単に対策することはできません。
なので、塗り替えをする際にはしっかりとした対策が重要になり、
誰が、どういう工程で塗装をするかが大事なポイントになります。

リフォームの訪問販売業者が来る頻度が多くなったのは、家もそろそろって事なの?
新築から数年経ち、少し汚れなどが目立ち始める時期はどこのお家にも必ずあると思います。
そんな頃から、訪問販売業者さんが頻繁に来るようになり、
「塗り替え時期ですよ」と指摘されることが多くなり始めると思います。

業者のしつこさに嫌気がさし、「本当に家は塗装が必要なの?」と外壁塗装専門店の私たちに
お客様からお電話をいただく事が多くあります。
ですが実際に行ってみると、ほとんどの場合はまだ何もしなくていい事が多いです。
確かに、早めのメンテナンスはお家を長持ちさせるためには大事な事なのですが、

外壁塗装は決して安い買い物ではありません。
このサイトには、日本全国で各地区のトップクラスの専門業者による、
どこよりも詳しい施工上のポイントやアドバイスが満載なので、
まずは分かりやすく、なぜ外壁塗装が必要なのかを一緒に考えてみましょう。

・外壁がサイディングの場合

外壁が窯業系サイディングの場合、
一番のメンテナンスのポイントはパネルの継ぎ目にある「シーリングの切れ」になります。
築5年以上経つと、元々柔らかかったシーリングが部分的に硬くなったり切れたりしてきます。
このシーリングが切れたりし始めると、訪問販売業者が塗り替え時期と来るようになり始める事が多くなるでしょう。

そして「このままだと雨漏りする」などと言われる事と思いますが、
通常はシーリングが切れていても雨漏りすることは殆どありません。
外壁というのは二重構造で雨水をお家に入れない構造になっているので、
シーリングが切れていてもサイディングの裏側にある透湿防水紙で雨漏りを防いでくれます。

ただ、透湿防水紙の施工不良や、サイディングの貼り方など、施工的な不具合などがまれにあり、
シーリングの切れが原因で雨漏りする事もあります。
そして窯業系サイディングというのは水に弱い、熱を吸収しやすい、シーリングは紫外線を浴びると
硬くなってしまうという性質があるので、シーリングの切れが目立ち始めたら、

まず一度、知識と経験を持った外壁塗装専門業者に相談して診断してもらう事で、
状況の把握やメンテナンスの必要性などを理解し、
時期などを計画していくことで失敗の無い業者選びにつなげていきましょう。

・外壁がモルタル仕上げの場合

外壁がモルタルの場合、一番気になるポイントが「ひび割れ」になると思います。
訪問販売業者はひび割れを見つけるとやはり「雨漏り」をキーワードに出してくるでしょう。
モルタル壁もサイディング同様に二重構造で雨水を防いでいます。
なので、築十年以内などで雨漏りをしてしまうという可能性は低いかと思います。

ひび割れというのはモルタルの外壁の場合、必ずと言っていいほど確認できます。
モルタルは硬いので、在来工法などの木造住宅の場合、
柱や梁などの木の伸縮により硬い壁に負荷が掛かり、力が掛かる部分には割れが出始めます。
ひび割れも割れの太さによって危険度が変わってきます。

髪の毛ほどのひび割れでは雨漏りに直結することは殆どありませんが、
ひび割れの太さの開きが大きくなるほど構造に雨水が入り込んでしまう可能性が格段に上がってしまいます。
ひび割れの太さ、ひび割れが原因でモルタルの裏側にある防水フェルトの張り方の不具合などが
雨漏りの原因になってしまう事があるので、モルタル壁は硬いという事を想定した上で、

状況に応じたメンテナンスを専門業者の見解を参考に検討していきながら
失敗の無い外壁塗装・塗料の選定などを考えていきましょう。

・では、どんな塗装が長持ちしてお家を守ってくれるの?

ここで大事なのが、ただ塗り替えるだけではなく、塗膜の厚みが重要になってきます。
10年前とは自然環境が確実に違う状況の中、
メーカー規定の下塗り1回・上塗り2回の3回塗りでは、
塗膜の寿命を最大限に引き出す事ができなくなってしまう恐れがあります。

そこで、日本塗装名人社では塗料の性能を最大限に引き出し、より塗膜の耐久性を高める事を考え
通常の3回塗りに更にもう1回塗装工程を増やした4回塗りを規定の工程とさせていただきます。
ただ単に4回塗るのではなく、もちろんですが規定の塗布量を塗装します。
ですが、一番長持ちする塗り替えの決め手は、塗装をする職人さんの「真心」です。

心のこもった職人さんの手仕事は、塗膜の耐用年数以上の性能を引き出してくれる事となります。
その根拠は、しっかりとした下地処理を行い、塗装をするのに最適な下地を作る、
塗ってしまえば見えなくなってしまう下地処理にこそ、職人さんの「真心」が詰まっているのです。
日本塗装名人社は、そんな「真心」を持った塗装店の職人集団です。

塗り替え工事でお家を紫外線や風雨から守ってくれるのは、塗料の性能はもちろんの事ですが、
それ以上の性能を発揮させる職人さんの「真心」、日本塗装名人社ではどちらも兼ね備えた、
お家を守る対策をご提案させていただきます。
外壁や屋根の塗り替えは、お家を長持ちさせる事はもちろんの事ですが、新しくお家を彩ることが出来ます。

これは、単にお家を保護するだけではなく、
外壁や屋根はもとより、バルコニーや玄関などを部分的に好きな色に変えることもでき、
ご家族みなさんにとってもワクワクした気持ちになり、色選びがご家族の明るい話題にもなりますね。
そしてこの塗り替えは、色彩が心に与える影響によって、ご家族みなさんの笑顔が生まれ、

外壁塗装がきっかけとなり、より明るく幸せな暮らしを演出してくれる事でしょう。